慶應横浜のGC(Global Communication)の記事は「伝え合う」ということに
慶應義塾横浜初等部がどう取り組んでいるのかが垣間見れる記事です。
少し前に公開された記事ですがとても大切なことが書かれていると思いますのでご紹介します。
https://www.keio.ac.jp/ja/affiliated-school/multilingual-education/interview05/
「相手の言うことが理解できるまで聞き、意思がお互いに通じる経験を積むことで、それが自信になり、さらなる興味・関心につながる、というサイクルを小学校の早い段階で実現することをGCでは目指しています。」
相手に伝わらないときに、どうする?という観点。
行動観察の授業でも伝えようとする1回目に集中しがちですが、すべては相手あってのこと。
相手のことを理解できるまで聞く子は確かに目を引きます。
昨今の慶應横浜初等部の行動観察考査は、分かりやすいゲームや生活の中にある場面課題です。
課題では、ペアのお友達と一緒にゴミ拾いをしたり、探したり、お友達に自分の家の料理を紹介ながら食事ごっこをしたり。
自分の作った乗り物を進めるすごろく遊びでは、友達のこまを倒してしまうこと、間違えて進んでしまうこともありますね。
相手は何を考えているのかな、
どう思うのかな、
理解できるまで向き合う姿勢を意識しているでしょうか。
記事の中にある先生のメッセージを抜粋します。
「英語そのものは今ではAIがかなりできますので、自動翻訳をリアルタイムでAIがやってくれる世界に近づきつつあります。また、初等部生たちが大人になる頃、必要な外国語が英語だけだという保証もありません。では、小学生は何をできるようになるべきでしょうか? 10年後の世界に出る初等部生たちにとって、間違いなく大切となることは、どのような文化の人とも、思いやりをもって、上手にコミュニケーションをする力です。今は英語が共通語として便利なので、GCの授業では英語を外国語として学んで、コミュニケーションのために活用してみるという体験をしていますが、英語だけが大切なのではありません。世界の人と通じあうために様々なITツールも駆使しつつ、どうすると上手くいくのか、体験し、自信をつけていってほしいです。」
家族同士の会話であっても、きちんと相手のことを理解して会話をしているでしょうか。
意外と時間ややらなくてはいけないことに追われてしまい、わかっている”つもり”コミュニケーションになってしまっていないでしょうか。
質問をしたり、疑問を聞いてみたり、感じたことを言葉にしてみたり。
行動観察で悩んでいる方も多いと思いますが、学校からのメッセージを受け取り、日々のコミュニケーションの在り方を見直すことで、きらりと光る素敵なコミュニケーション力が育つように感じます。



